代表メッセージ

SDGs (持続可能な開発目標)は、国連加盟 193 ケ国( 2019.3 現在)が 2030 年の達成を目標とする壮大な取組みです。
達成すべき目標は 17 目標があり、 我々の身近なものに留まらず先進国も開発途上国を包括した気候変動の話、 海の話や陸の話、 そして働きがいや経済成長を踏まえたものとなっております。

サトー技建は昭和 47 年( 1972 年)からこれまで数多くの技術者と長年の経験により 豊かな国民生活に向け社会資本整備に関わってまいりました。
そこには、この社会を私たちと私たちの子孫が住みやすく働きやすい社会とすることは 私たちの責務であるという思想が根底にありました。

このたび、この思想を更に広げ SDGs の目標達成に社をあげて参画することと致しました。
SDGs の目標達成にあたりサトー技建は社の独自の取組みに加え、 種々の主体(公共団体や NPO など)とも積極的に協働活動することを視野に 「内から外に広がる姿勢」をコンセプトと致しました。

~福祉や健康や教育のために~

子ども食堂を支援します

日本の子どもの貧困率は上昇傾向にあるとされ、 これらの状況にある子どもの支援を目的とした、 地域住民や自治体による「子ども食堂」があります。
サトー技建は耕作放棄地支援活動での収穫野菜などを 「子ども食堂」に提供することを企画しています。

エコキャップや使用すみ切手を収集しています

サトー技建は、開発途上国の子ども向けワクチン代にあてることを目的として、 社内で飲用済ペットボトルなどによるエコキャップ運動に参画していています。
現在、1 か月でワクチン 1 本分のキャップを収集していて、 使用すみ切手や古本も収集し活動の範囲を広げます。

農業農村整備分野の技術力をいかし、 持続可能な農業の実現に寄与してまいります

サトー技建は、創業以来 50 余年にわたり農業農村工学分野での 測量設計を営業品目として参りました。 その蓄積した技術力で、我が国の農業生産システムを維持活性化することが、 ひいては世界の飢餓に貢献すると考えています。

そのためには、 中山間地域での農業基盤整備や耕作放棄地の基盤復元技術にも力をそそぎ、 食料の安定確保に寄与して参ります。

サトー技建は、喫煙防止推進中です

サトー技建は、宮城県・仙台市の「受動喫煙防止宣言施設」の登録をして、 社屋内外での喫煙を禁止して社員はもとより、 地域の人たちの健康も大切にしたいと思っています。 また「健康経営優良法人 2021」の認証も目指しています。

交通事故ゼロを目指しています

サトー技建は、定期的に社内で安全講習会を開催、 また「無事故無違反セーフティ 123」に も参加するなど事故のない街を目指しています。 「安全運転管理事業所」の表彰を受けていて今後とも交通事故ゼロを目指します。

産学共同をすすめています

サトー技建は、大学や業界団体へ技術講師を派遣して最新の先端技術教育をすすめています。 また高校生の就労体験も積極的に企画して産学共同を実現しています。

社員の技術力アップを支援しています

若手技術者に自ら技術力アップを図ることを支援するため、 社内技術発表会を開催して若手技術者が 業務や社外研修会での内容を発表する機会を積極的に設けていきます。

女性の働きやすい職場です

サトー技建では職員の 2 割の女性が活躍しています。 宮城県の「女性のチカラを活かす企業」の認証登録を受けています。 社内に「ハラスメント防止規定」も設け、 業界他社とも協調して女性が働きやすい職場と業界を目指しています。

生態系の保護と回復に寄与します

サトー技建は、創業以来「水と土」にかかる分野を得意として参りました。 これまで蓄積されてきたビオトープ関連技術を活用して、 湿地、河川、湖沼、農村などの生態系に配慮した計画をすすめて参ります。

水利用技術や水質改善技術を生かします

サトー技建は、所有する「水利用技術」や「水質改善技術」を 世界の水不足に悩む人々へ NPO や公共団体を通じて 提供していきたいと考えております。 また、「中山間地活性化技術」により日本農業の持続的繁栄や 都市部と農村部の連係を具体的に提案して参ります。

障害者や高齢者の雇用をはかります

社会的弱者の社会的参画を推進するため障害者や高齢者の雇用を促進します。 そのための社内環境整備をすすめています。

~住みやすい国土のために~

社内の省エネをすすめ、地域の緑を増やしています

サトー技建は、“地球を快適にすることは人も快適にする” をコンセプトに、 社内においては照明のLED化、OA機器の省エネ化を進め、 社外においては社用車の 90% をハイブリットカー化としました。 また、四季の花々が咲く会社前広場の花壇は地域の人々の憩いの場となっています。

障害者、高齢者の雇用も積極的に取り組んでいます

サトー技建は、障害者も高齢者も働きがいのある企業となることを目指しています。 また経営的な視点で職員の健康を図り、“健康経営優良法人 2021” の認証も目指しています。

建設関連 技術革新の先端を担います

サトー技建は、“i-Construction” の技術や成果を必要とする 多方面への技術支援を積極的に展開しております。 そのために、建設関連の技術革新をいち早く吸収し実用化する部署を有しています。

我々も、子孫も、住みやすく住み続けられる、
   まちづくり、農村づくりに取り組んでいます

そのためには、環境マネジメント認証団体として社内の資源ごみの徹底分別や、 間伐材などの資源を用いた施設設計により環境負荷の少ないまちづくりに貢献しています。 また施設設計においては、積極的に施設更新時に再利用しやすい工法を採用実現しております。

~次世代のために~

気候変動を反映した設計、中山間地域保全活動を
   積極的に推進してまいります

河川改修設計などでは、気候変動に伴う降雨量増加を積極的に取り入れ、 災害に強い構造物設計を提供して災害に強く強靭な国土を実現して参ります。 また、中山間地域の自然環境保全活動にも会社をあげ参加して、 中山間地の保水能力を維持し洪水量の低減を目指しています。

海や川の清掃活動をとおして、 次世代が住みやすい地域をめざしています

海洋プラスチック汚染は、我々子孫にまで害を及ぼす問題です。 サトー技建は全社員がこの認識にたち、 社屋の前を流れる “広瀬川” の清掃を実施するとともに、 業界団体の清掃活動にも毎回参加して、次世代にきれいな海を引き継ごうと努めています。

森や田んぼや河川や湖沼も海につながる

“陸が豊かであることは、海も豊かである” というコンセプトのもと、 サトー技建は農業農村整備において、 “森や河川やため池や農地や農村などの豊かさ” を維持する設計を行っていきます。

地域の防犯活動や地域の各種行事にも、積極的に参加しています

サトー技建は、地域防犯協会に参加して活動を行ったり、 町内の小学校運動会、町内夏祭りに積極的に参加し、 地域住民とコミュニケーションをとりながら 安心安全な地域のため活動をつづけて参ります。